投稿

ラベル(表紙アート)が付いた投稿を表示しています

ニューヨーカーの表紙で見るクリスマスの夜|ポーカーに夢中のトナカイと慌てるサンタ

イメージ
🎄 クリスマスイブの夜、世界中にプレゼントを届けるはずのサンタさん。ところが暖炉のある部屋では、トナカイたちが ポーカー に夢中で、ちっとも出発してくれません……。 今回は、ニューヨーカーのクリスマス表紙に描かれた「ありえないイブの夜」を、じっくり読み解いてみましょう。 ※イメージ図(本記事用に作成したオリジナルイラスト) 取り上げるのは、ニューヨーカー2012年12月17日号の表紙(作:エドワード・ソレル)です。表紙そのものは、ニューヨーカー公式サイトなどで確認できます。 🔍 表紙の中で、いま何が起きている? 舞台は、暖炉の火がパチパチ燃える山小屋のような部屋。窓の外は雪の夜で、サンタの そりは出番を待ったまま ぽつんと置かれています。 そして部屋の中央では、赤い服のサンタが 両手をバッと広げて 、見るからにパニック状態。ところが、目の前のテーブルを囲むトナカイたちは、角を生やした頭をうなだれ、手にしたカードをじーっとにらんでいます。テーブルには色とりどりのチップまで散らばっていて、勝負はすっかり本気モードです。 🎅 サンタ 「ちょ、ちょっと待って! もう夜中だよ!? プレゼント配らなきゃ!!」 🦌 トナカイ 「……(無言でカードを見つめる)」 🦌 トナカイ 「……レイズで。」 ※セリフは筆者の想像です。でも、この表紙を見ると、そんな声が聞こえてきそうですよね。 😂 表紙の笑いのポイント、4つ ① 「ポーカーフェイス」がそのまんま絵になっている ここが面白い! 慌てふためくサンタの顔は表情たっぷりなのに、トナカイたちはみんな無表情か、眠そうな目。まさに ポーカーフェイス です。感情むき出しの人と、感情を隠す人たち。この表情のコントラストが、いちばんの笑いどころです。 ② 壁の時計は「もうすぐ12時」 ここが面白い! 暖炉の上の時計の針は、ほぼ 12時ちょうど 。クリスマスイブの夜の配達にはもう時間がありません。つまり、サンタだけが「締め切り直前の焦り」を感じていて、トナカイたちは「今は目の前の勝負」。同じ部屋なのに、 時間の流れ方が違う のです。 ③ 立場の逆転、まるで「働き方改革」? ここが面白い! いつもは黙ってそりを引いてくれるトナカイたちが、こ...