日々何を食べているかも、ストレスへの強さに関係している
ストレスに強い人と弱い人、食べてるものが違う説
同じ量の仕事や同じトラブルに直面しても、平然としている人もいれば、すぐに参ってしまう人もいます。「性格の違い」で片づけられがちですが、実は日々何を食べているかも、ストレスへの強さに関係していると言われています。
今回は、ストレスに強い人と弱い人で「食べているものにどんな傾向の違いがあるのか」を、栄養の観点から見ていきます。
ストレスを受けると、体の中で何が起きているのか
強いストレスを受けると、体はコルチゾールというホルモンを分泌して対応しようとします。このとき、体内ではビタミンCやマグネシウム、ビタミンB群が通常より多く消費されることが知られています。
つまり、ストレスの多い生活を送っているのにこれらの栄養素が不足していると、体がストレスに対応しきれず、より疲れやすく・弱りやすくなってしまう可能性があるのです。
ストレスに弱い人にありがちな食習慣
- 甘いものやカフェインに頼りがち:一時的にはスッキリしても、血糖値の急な変動でかえって気分が不安定になりやすい傾向があります。
- 食事を抜く・簡単に済ませる:忙しいときほど菓子パンやコンビニのお菓子だけで済ませてしまい、栄養が偏りがちです。
- 野菜・魚をあまり摂らない:ビタミンやミネラル、オメガ3脂肪酸が不足しやすい食生活になりがちです。
ストレスに強い人が摂っている栄養素
- ビタミンC:パプリカ、キウイ、ブロッコリー、柑橘類
- マグネシウム:アーモンド、海藻類、豆類、玄米
- ビタミンB群:豚肉、レバー、卵、玄米
- オメガ3脂肪酸:青魚(さば・いわし)、くるみ
- たんぱく質:肉、魚、卵、大豆製品(血糖値を安定させ、気分の波を抑えやすくします)
今日からできる、小さな工夫
- 間食をナッツや果物に変える:甘いお菓子の代わりにアーモンドやキウイを選ぶだけでも変化があります。
- 忙しい日ほど「たんぱく質」を意識する:ゆで卵やサラダチキンなど、手軽に摂れるものを常備しておくと安心です。
- カフェインの摂りすぎに注意する:コーヒーやエナジードリンクは1日2〜3杯程度を目安にしましょう。
- 週に数回は青魚を取り入れる:さば缶やいわし缶なら手軽に続けられます。
本記事は一般的な栄養情報の紹介を目的としたものであり、医学的な診断や治療を目的としたものではありません。ストレスによる不調が続く場合は、自己判断せず専門家にご相談ください。