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「お前、詐欺師だろ?」の一言で..?!

ネットで「お前、詐欺師だろ?」と書いたら一発アウト?!知らずに人生を棒に振る誹謗中傷の罠
知らないと損する 法律・生活 規則シリーズ

これって違法なの⁈

「怪しい出品者やムカつく投稿に、ネットでちょっと文句を書いただけ…」――画面の向こうへ放ったその一言、実は30万円以上の罰金や前科がつく致命的な引き金になるかもしれません。
スマートフォンの画面に映る誹謗中傷のコメント、頭を抱える人、そして赤色の違法警告マークのイメージイラスト
「お前、詐欺師だろ?」の一言で..?!
知らなきゃ大損する「ネット誹謗中傷」の厳罰化

X(旧Twitter)やInstagram、あるいはメルカリやヤフオクなどのフリマアプリ・オークションサイト。取引相手の対応が悪かったり、怪しい行動をしていたりするとき、ついカッとなってこう書き込んでしまっていませんか?

「おい、お前詐欺師だろ?」「このアカウントは詐欺グループです、騙されないで」「こんな嘘つきは消えろ」

自分としては「他の人に注意を促す正義感から」、あるいは「ただの愚痴のつもり」だったかもしれません。しかし実はこれ、日本の法律上、高額な罰金刑はおろか、一発で刑務所行きになる可能性もある重大な犯罪行為であることをご存知でしょうか?

ネットの匿名性に隠れて無断で相手を罵倒する行為は、日本の刑法第230条「名誉毀損罪」や第231条「侮辱罪」に該当し、数十万円の罰金や、近年大増税・大厳罰化された懲役刑のペナルティを受けるリスクがあるのです。

事実でもアウト?!刑法第230条「名誉毀損罪」と第231条「侮辱罪」の境界線

「でも、相手が本当に怪しいんだから言ってもいいでしょ?」というのは法律上、一切通用しません。ネットの悪口には主に2つの罪が適用されます。

  • 【名誉毀損罪(刑法230条)】:「あいつは詐欺を働いている」「不倫している」など、具体的な事実を挙げて他人の社会的評価を落とす行為です。恐ろしいのは、その内容が「本当のこと(真実)」であっても、公の場でバラせば罪が成立するという点です。3年以下の懲役・禁錮または50万円以下の罰金が科されます。
  • 【侮辱罪(刑法231条)】:具体的な事実を言わなくても、単に「バカ」「詐欺師」「クズ」「ニート」といった主観的な悪口や罵倒をネットに書き込むだけで成立する罪です。

最高で拘留から「懲役1年」へ!侮辱罪の法改正による超厳罰化

「たかがネットの悪口で警察は動かない」という時代は完全に終わりました。SNS上の誹謗中傷による悲しい事件が相次いだことを受け、日本の侮辱罪の法定刑は近年、劇的に厳罰化されました。

以前は「30日未満の拘留、または1万円未満の科料」という非常に軽いものでしたが、法改正により現在は「1年以下の懲役・禁錮、30万円以下の罰金」へと大減俸ならぬ大増刑が行われました。

これにより、これまでは難しかった警察による捜査や犯人の特定(発信者情報開示請求)が非常にスムーズになり、スマホの画面越しに軽い気持ちで放った「サギ師」という4文字のせいで、ある日突然警察が家にやってきて逮捕され、30万円の罰金と一生消えない前科がつくケースがリアルに急増しています。

数百万規模の「民事上の損害賠償」がダブルで請求される恐怖! 警察に捕まって罰金を払えば終わり、ではありません。被害者が弁護士を雇った場合、犯人特定にかかった弁護士費用や、精神的苦痛に対する「慰謝料」として、数百万円規模の民事賠償を請求されるケースがほとんどです。一瞬の感情の爆発で、莫大な借金を背負うことになりかねません。

ネットのトラブルや怒りに直面したとき!身を守る3つの正攻法

怪しい出品者や、ネット上でムカつく相手に出会ったとき、自分が犯罪者にならないためのスマートな解決策です。

  • 1. 直接やり合わず、運営に通報・ブロックする:フリマアプリやSNSでトラブルが起きたら、相手のコメントに反論したり罵倒したりせず、すぐに運営事務局へ「規約違反」として通報し、アカウントをブロックしましょう。これが最も低リスクで効果的です。
  • 2. コメントを書いた後、1分間送信ボタンを押さない:どうしても怒りのコメントを打ち込みたくなったときは、入力した後に画面を伏せ、1分間深呼吸をしてください。客観的に見直すと「これを送ったら自分が損をする」と冷静になり、踏みとどまることができます。
  • 3. 金銭被害がある場合は警察や弁護士に相談する:本当に詐欺の被害に遭った場合は、ネットに「詐欺師」と書き込むのではなく、取引履歴や振込明細の証拠を持って警察の「サイバー犯罪相談窓口」や弁護士に相談し、法的な手続きで相手を処罰・返金させましょう。

まとめ

ネットやアプリ上で、相手に対して正当な理由なく「詐欺師」「嘘つき」などの誹謗中傷を書き込む行為は、日本の刑法第230条(名誉毀損罪)や第231条(侮辱罪)により、大厳罰化された1年以下の懲役や30万円以下の罰金が科される可能性があります。

「匿名だからバレない」「相手が悪いから」という言い訳は、現代の厳格なネット法律の前では一切通用しません。指先ひとつの書き込みが人生を壊すリスクを自覚し、正しいマナーと法律の境界線を守って安心な生活ライフ・デジタルライフを送りましょう。

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