知らなきゃ損!医療費が10万円超えたら税金が戻る?シニアの確定申告活用術
知らなきゃ損!
医療費が10万円超えたら税金が戻る?
シニアの確定申告活用術

1. 医療費控除って何?
医療費控除とは、1年間で支払った医療費が一定額を超えたときに、税金が戻ってくる制度のことです。 自分だけでなく、配偶者や扶養家族の分も合算できます。
2. いくら使えば対象になる?
原則として、1年間(1月〜12月)に支払った医療費が「10万円」または「所得の5%」を超えると控除の対象となります。 たとえば年金収入だけの方で所得が少ない場合、もっと低い金額でも対象になります。
3. 対象になる費用とは?
以下のような費用が控除対象になります:
- 病院の診療費・入院費
- 薬局で購入した処方薬代
- 通院にかかった交通費(公共交通機関のみ)
- 歯の治療費(保険外の治療も一部OK)
ただし、美容目的の治療や健康食品代などは対象外なので注意しましょう。
4. 実際に戻った人の声
千葉県のBさん(73歳)は、夫婦で1年間に約18万円の医療費を使いました。 「申告が面倒だと思っていたけど、税務署で丁寧に教えてくれて、結果的に2万3千円ほど還付されました!とても助かりましたよ」と語っています。
5. 手続きはどうするの?
確定申告書に医療費控除欄を記入し、「医療費控除の明細書」または「医療費通知」を添付して提出します。 今はマイナンバーカードを使えば、スマホやパソコンからオンライン申告も可能です。
還付申告の場合、過去5年分までさかのぼって申告が可能です。気づかずに申告していなかった年がある方は、ぜひ確認を!
6. まとめ:やらなきゃ本当にもったいない!
年を重ねると自然と医療費が増えてきます。
面倒そうに思える確定申告ですが、医療費控除はシニア世代こそ活用すべきお得な制度です。
一度税務署や相談窓口に行ってみると、意外と簡単に手続きできますよ。