75歳になったら?後期高齢者医療制度へ
75歳になったら?
後期高齢者医療制度への切り替えと手続き

1. 後期高齢者医療制度とは?
後期高齢者医療制度は、75歳以上の方を対象とした医療保険制度です。 健康保険(国保や協会けんぽなど)から切り替わり、高齢者の医療負担を軽減することを目的としています。
2. 切り替えは原則「自動的」に行われます
75歳の誕生日を迎えると、現在加入している健康保険から自動的に後期高齢者医療制度へ移行します。 自分で申請する必要はありませんが、次のような点は確認しておきましょう。
3. 新しい保険証が届きます
誕生日の前月下旬ごろ、新しい「後期高齢者医療被保険者証」が自宅に郵送されます。 それを受け取ったら、誕生日当日からは新しい保険証を使うことになります。
4. 古い保険証はどうなる?
それまで使っていた健康保険証は、誕生日の前日で無効になります。
医療機関で誤って古い保険証を提示しないよう注意しましょう。
※勤務先の健康保険に加入していた方は、別途手続きが必要な場合があります。
5. 医療費の自己負担割合
一般的には1割負担となりますが、所得によっては2割または3割となることもあります。 詳しくは届いた保険証や自治体からの案内を確認しましょう。
6. 注意点と事前準備
- 新しい保険証が届かない場合は市区町村の窓口へ連絡
- 介護保険との連携が必要なケースもある
- 高額療養費制度なども引き続き利用可能
7. まとめ
75歳になると医療制度が自動的に切り替わりますが、届いた保険証の確認と、古い保険証の取り扱いには注意が必要です。
少しでも不安がある場合は、お住まいの自治体窓口で事前に確認しておくと安心です。