ネイティブがよく使う"out"を含む英語の句動詞7選
ネイティブがよく使う"out"を含む英語の句動詞7選

英語には「out」を使った表現がたくさんありますが、単に「外へ」という意味だけではなく、独特なニュアンスが含まれていることが多いです。この記事では、日常会話でネイティブがよく使う「out」を含む7つの句動詞(phrasal verbs)を、初心者にも分かりやすく紹介していきます。
句動詞(phrasal verbs)ってなに?
句動詞とは、動詞と前置詞(または副詞)が組み合わさって、もともとの意味とは違った意味になる英語表現のこと。たとえば「look(見る)」+「up(上)」で「look up(調べる)」のように、新しい意味になるんです。
1. zone out
:
ぼーっとする、集中が切れる
「zone out」は、集中していたゾーンから意識が外れてしまう感じ。「考えごとしてた…」みたいな時によく使われます。
例:I totally zoned out during the meeting.(会議中、完全に考えごとしてた)
2. freak out
:
驚いてパニックになる
何かにすごく驚いたり、パニックになったりする時に「freak out」を使います。
例:Don't freak out, it's just a spider!(パニクらないで、ただのクモだよ!)
3. stand out
:
目立つ、人の中で際立つ
「stand out」は、人ごみの中でもひときわ目立つような時に使います。他の人と違う、いい意味で目立つイメージです。
例:She really stands out in a crowd.(彼女は人混みの中でも本当に目立つ)
4. call out
:
公に指摘する、呼びかける
「call out」は、大声で呼びかける意味もありますが、誰かの間違いや問題行動をみんなの前で指摘するという使い方もあります。
例:He was called out for being rude.(彼は無礼な態度を公に指摘された)
5. find out
:
事実や情報を知る
「find out」は、隠れていた情報や真実を明らかにするときに使います。「探す」より「分かる」というニュアンスが強いです。
例:Time to find out the truth.(真実を明らかにする時が来た)
6. work out
:
うまくいく、解決する、運動する
「work out」にはいくつか意味がありますが、よく使われるのは「うまくいく」「問題を解決する」「運動する」の3つ。
例:Don't worry, it'll all work out.(心配しないで、すべてうまくいくよ)
例:I need to work out more.(もっと運動しなきゃ)
7. figure out
:
理解する、考えて解決する
「figure out」は、頭を使って何かを理解したり、解決策を見つけたりする時に使います。映画『クンフー・パンダ』のセリフ「I figured it out!(わかったぞ!)」でも有名ですね。
例:I can't figure out how this machine works.(この機械の使い方が分からない)
まとめ
今回は「out」を含む英語の句動詞を7つ紹介しました。
- zone out:集中が切れる・ぼーっとする
- freak out:パニックになる・驚く
- stand out:目立つ
- call out:指摘する・呼びかける
- find out:明らかにする・知る
- work out:うまくいく・運動する
- figure out:理解する・考え抜く
これらの表現を覚えることで、より自然でネイティブらしい英語が話せるようになりますよ!